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誰かと一緒に食事をすると、吐き気、震え、動悸、めまいなどの症状に悩まされる「会食恐怖症」の克服法を年間相談数1000件超の人気カウンセラーが公開。 会食恐怖症は、心療内科の医師でさえ病名を知らないことがあるほど「マイナー」な病気です。周囲に理解してもらえないことから「会食」を避け続け、QOL(生活の質)が損なわれてしまう当事者が増えています。 本書第2章(「外食が苦手」を克服するために私たちがやってきたこと)では、薬を使わずに会食恐怖症を克服した経験を持つ人気カウンセラーが、日々のカウンセリングや講座で成果を上げているトレーニングを公開。第5章「よくある相談事例へのアドバイス」の7つの改善事例で克服までのイメージをつかんでいきましょう。 会食恐怖症と行き過ぎた「完食指導」が関連していることもわかってきました。アンケート調査では、6割以上の当事者が教育現場や家庭での「完食指導」を発症の原因に挙げています(※)。第4章(「周りはどうサポートすべき? 完食指導と会食恐怖症」)では、当事者(子ども)の気持ちに寄り添いながら、「給食ハラスメント」や行き過ぎた完食指導を防ぐための実践的な対応方法を紹介します。 ※一般社団法人日本会食恐怖症克服支援協会調べ 第1章:人前でゴハンが食べられなくなった私の話 第2章:「外食が苦手」を克服するために私たちがやってきたこと 第3章:よくあるシチュエーションに対処する 第4章:周りはどうサポートすべき? 完食指導と会食恐怖症 第5章:よくある相談事例へのアドバイス
レビュー(13件)
会食恐怖症についての理解はもちろん、給食での指導や声掛け、心理的要素まで踏み込んだ内容となっており、とても良かったです。
購入してよかったです。
家族のために買いました。 周囲のサポートのポイントを知りたくて購入したのですが、自分の求めていた以上の知識を得ることができました。購入してよかったです。 山口先生の考え方が素敵で、私の心まで楽になりました。会食恐怖症で悩んでいるご本人だけでなくご家族にも読んでいただきたいです。そして、山口さんのホームページやSNSもぜひ見ていただきたいです。
ためになる本です。
娘のために買いました。現代病ともいえる不安障害の内容について実例に基づいていると思われる詳細な解説があり、大変参考になりました。
内容はとてもわかりやすい 商品梱包も問題なしです
息子が給食や友達と一緒にお弁当が食べられないと1年前にカミングアウトしてから私なりにいろいろ調べ、山口さんに辿り着きました。 その後息子もそのときの状況にもよりますが以前よりは食べられるようになり、心配していた修学旅行もなんとかこなすことができました。 このたび山口さんの本が出ると言うことでしっかり読んで息子にアドバイスできたらと思い購入しました。 ネットでみているだけだと忘れてしまったり、面倒になってしまいますが手元にあると気になった時にサッと読むことが出来ます。まだ途中ですが具体的なことも載っていて息子も共感したり自分だけじゃないんだとちょっと自信になったようです。 約1年後には親元を離れる予定なのでその前に完全に克服できればいいなと思っています。