上司のすすめで買った気がします。 時間ができたらまた読み返したいです,昭和の脱獄王がモデルの小説。『赤い人』に続き本書を読めたことは幸いだ。明治時代の集治監とさほど変わらない構造の刑務所建屋に、青森刑務所を筆頭に脱獄を繰り返した佐久間清太郎(仮名)を収監する刑務所職員・看守との息詰まる攻防。そして、戦前~戦中~戦後の行刑史にも多くの紙幅を割いた構成。佐久間に対する量刑は、現在の刑法と比べ重いような気がする。戦中からの食糧難にあっても、受刑囚には既定量の食事を提供しようとしているのに、刑務所職員は一般国民と同じ配給だけというのは、いかにも融通の利かない国民性だと感じた。,脱獄犯の計画力と行動力を迫力のある筆致、緻密な描写で表現された傑作であると思います。,引き込まれる文章ですぐに読み終わってしまうほど面白かったです。,入院中の友人が読書が趣味なので、御見舞いに購入しました。本の内容と皆様のレビューを参考に購入する事になりました。こちらの著者の本を購入するのは初めてでしたが、内容的に興味があるので、友人の分だけではなく、自分の分も購入して読んでみたいと思います。楽しみです!!
レビュー(161件)
上司のすすめで買った気がします。 時間ができたらまた読み返したいです
昭和の脱獄王がモデルの小説。『赤い人』に続き本書を読めたことは幸いだ。明治時代の集治監とさほど変わらない構造の刑務所建屋に、青森刑務所を筆頭に脱獄を繰り返した佐久間清太郎(仮名)を収監する刑務所職員・看守との息詰まる攻防。そして、戦前~戦中~戦後の行刑史にも多くの紙幅を割いた構成。佐久間に対する量刑は、現在の刑法と比べ重いような気がする。戦中からの食糧難にあっても、受刑囚には既定量の食事を提供しようとしているのに、刑務所職員は一般国民と同じ配給だけというのは、いかにも融通の利かない国民性だと感じた。
緊迫感のある展開です
脱獄犯の計画力と行動力を迫力のある筆致、緻密な描写で表現された傑作であると思います。
引き込まれる文章ですぐに読み終わってしまうほど面白かったです。
満足!!
入院中の友人が読書が趣味なので、御見舞いに購入しました。本の内容と皆様のレビューを参考に購入する事になりました。こちらの著者の本を購入するのは初めてでしたが、内容的に興味があるので、友人の分だけではなく、自分の分も購入して読んでみたいと思います。楽しみです!!