迫真性ある人間模様の展開

記者クラブとの軋轢、ロクヨンをめぐる刑事部と警務部の全面戦争。その狭間でD県警が抱える爆弾を突き止めた三上は、長官視察の本当の目的を知り、己の真を問われる。そして視察前日、最大の危機に瀕したD県警をさらに揺るがす誘拐事件が発生。その結末は。。。 警察組織を支えるキャリア組とノンキャリア組の暗闘がリアリティたっぷり、迫真性ある人間模様の展開、とても読み応えがありました。 ----- ■本書の基本情報 ・筆者:横山秀夫(ヨコヤマヒデオ) ・略歴:1957年東京生まれ。国際商科大学(現・東京国際大学)卒業後、上毛新聞社に入社。12年間の記者生活を経てフリーライターとなる。'91年「ルパンの消息」が第9回サントリーミステリー大賞佳作に選ばれる。'98年「陰の季節」で第5回松本清張賞を受賞。2000年「動機」で第53回日本推理作家協会賞・短編部門を受賞。 ・出版:文藝春秋 ・発売:2016年4月(第8刷) ・ページ数:429p ■これまでに購読した横山秀夫の著書 ・「動機」 … 2005年8月(第21刷) ・「半落ち」 … 2009年7月(第20刷) ・「影の季節」 … 2010年5月(第29刷) ・「64(上)」 … 2015年5月(第9刷)