同じ作家さんの『9月が~』に続いて読了。 個人的にはこちらの作品の方が面白かった。 帯か何かに書かれていたあおり『不愉快だが傑作』という言葉は、少しも過剰ではない。 以前に増して表現の分厚さを増した文章、正体不明の恐怖=不安を読み手にまで植え付けていく筆力。作家として確実に1つ上の段に登ったように感じました。 ひとっつも美しくない、しかし他のどこにもない強い愛の姿。