ひったくりをかさねていた若者が老婆との出会いで改心していく物語ですが、実にさまざまな問題提起をしている小説ではないかと思います。 家庭・地域社会のあり方、犯罪に対する認識、少年法、真の更生とは… などなど。 あたたかい涙を誘うラストで物語は幕を引きますが、現実ではこうはいかないでしょうね… と思うものの、後味の悪い希望のない終わり方じゃなくてよかったです(笑)