今作品は、憑き物を落とす対象が沢山出てきます。 宗教、風俗、文化etc. 特に、女性の権利拡大運動に対する考察の部分はすばらしかった。 日本でご活躍の女性権利運動家の面々が、落ち込んでしまい、取り付かれているものが何か、いつも彼女らに感じる違和感が何かが見えました。 京極道作品になれて来たせいなのか、犯人が途中で分かってしまいましたが、そのからくりは最後まで分からず。 読み応えのある良作です。