タイトルは「ビジネスマンの父より息子への30通の手紙」だが、ビジネスマンでなくとも大いに参考になる、普遍的な名著だと思う。 大学の選択に迷う息子に宛てた1通目から、立派に成長して社長の座を引き継ぐことになった息子に宛てた最後の1通までの間に流れた時間は、20年程になるのだろうか? 著者の優れた見識と豊かな経験が、時に手厳しく、時に優しく、そしていつも愛情とウィットに満ちた手紙に込められている。 この著者の様な父が欲しかったし、自らもこの著者の様な父になりたいと願う人も多いのでは? 勿論、城山さんの訳も素晴らしい。