表題作『動機』の何故警察手帳が大量紛失したのかに関しての狙いは早い段階で分かりましたが、職務に対する誇り、セクション間の軋轢、階級と言う序列等の警察機構の描きこみが興味深いです。主要人物の家族へ対する思いを絡めて結末へと繋げていくのは流石です! 私は連作短編集『第三の時効』を先に読んでいましたけど、この表題作も面白かったです。 その他の作品も上手いなぁとは思います。