冷徹な眼差しで今一度、働くという意味
著者は決して仕事や、働くということの意味を否定しているわけではない。
ただ、ことにこの国では仕事や労働に対してやたらと分厚い「幻想」がまとわりついている。キリスト教では、労働は原罪を負った人間に対する罰だという。であれば、西欧ではその罰に美徳を夢見ることはあまりないのかもしれない。
無意味な、もしくは特定の誰かにとって利益のある幻想を否定し、「仕事」の真実の核だけを取り出して、今一度冷徹な眼差しで働くという意味を考えさせてくれる。
高校生の子どもにぜひ読ませたいと思いました。
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