「障害者は誰も彼も純粋で、神様に一番近い存在だと思い込む。(中略)それも一種の差別だということに気づかない。」という文章が印象に残りました。たしかに、そういう見方もまたステレオタイプで一方的な思い込みに過ぎず、良い所も悪い所も両方あるのが人間なのだと思います。御子柴弁護士が登場する別の本を先に読んでいた読者としては、この本で彼の過去が明らかになり「ああ、そういうことだったんですね」と納得し、腑に落ちました。