素晴らしい作品でした

ああ、これこそ文学だなと思いました。 小鳥の小父さんと呼ばれている人の人生が描かれてあるんですが、表現力があって世界観は独特で、不思議な設定は入っているものの奇抜さに頼らず、淡々としているのにグイグイ引き込まれます。 確かに事件も起きるのだけど、派手過ぎず、自分にも起こり得ると感じられるレベルにとどまっているからこそリアリティもあって共感もできます。 特に虫の箱を持っている男性との話は読み進むにつれて心に一つずつ重りをつけられるようで、なんとも言えない気持ちになりました。こういった作品を求めてました。 言葉にできずもどかしいのだけど、面白いので沢山の人に読んで欲しいです。