「この国には何でもある。だが、希望だけがない」という台詞に惹かれてこの本を読んだ。
2000年に出版されているので既に多くの方が読まれているのだろうが、私は今までこの本の存在する知らず初めて読んだ。
もう5年以上前に書かれたものだが、中に書かれているのは「いじめ問題」「為替問題」「格差問題」と、正に現代問題が深刻化しているものばかりで、最新刊の本かと思うほどである。
中学生が集団で登校を拒否し、ネットの力を駆使して大きな力を得ていくと奇想天外な物語だが、状況分析については現代にも通じるほど分かりやすくかつ正確になされていて、単なる小説としてだけはなく、現代社会の問題点を概観できる良書だと思う。
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