ザッツ文学

もやっとした小説だ。答もオチもない。 全篇を通して漂ってくる退廃的な香り。 読み始めてスグ、いつもの西加奈子さんとは違うなと思った。 男女四人の旅物語で始まるのであるが、サスペンス、ホラー、官能、沢山詰まっている。読み応え充分。 この気だるい読後感、僕は大好きだ。ザッツ文学だと思った。