病院の待ち時間で、一気読み。 すべての子供が俊介のように物分かりがいい子ではないが、私が、親として、そして、仕事をするうえで、子供と接するときに子供にどういう言葉をかけたらいいかと悩むことが多いからこそ、本の中にちりばめられた言葉が、心の元気スイッチをONにしてくれた。 藤岡さんは、『手のひらの音符』も『満天のゴール』もひたむきな子供の気持を書くのが、とても上手だと思った。そして、それは、読み手の心を激しく感動させる。 一番好きなところは、菜月が義母に啖呵を切るところ。胸の前で、小さくガッツポーズがでてしまい、慌てて周りをきょろきょろ見渡してしまった。