色彩や光に対し、生まれつき並外れた感性を持っている男性が、光の点滅を用いてメッセージを発する(音楽ならぬ)「光楽」を作り出す物語。それを見る側は、今までに見たことのない光の点滅を視覚野の神経細胞がキャッチし、普段使っていない脳の回路が刺激されてドーパミンなどの神経伝達物質が増え、一種の依存状態に・・・。依存症の原因となる「モノ」「コト」を利用して金儲けしようとする悪い人間はどこにでもいますが、それ以外にもさらなる憂慮すべき事態が待ち構えていたわけです。一気読みしたくなるストーリーでした。