第1部の主人公は吉田松陰。長州萩での生い立ちから、2度目のペリー来航までを描いている。通常の小説とは異なり、彼を実況中継しているような内容である。時代の先駆者・吉田松陰の軌跡を学習するには、とても好適な作品になっている。黒船が浦賀に来航した時の庶民の驚き、幕府の焦燥は相当なものであったろうに思う。国家存亡の事態に、松陰らはどのように立ち向かったのか。緊迫感と臨場感がひしひしと伝わってくる。-飛ぶが如く- 松蔭は駆けた。日本を、そして時代を。熱い血潮がたぎる、怒濤の青春一直線!