大元を知らなくても面白い

昔ばなしは、タイトルは知ってるけど、内容を全部把握してるかといわれたら、私は、そうでもない。 「浦島太郎」なんて、亀・龍宮城・箱・煙・老ける、ぐらいのキーワードだけで、物語を語れとなったら、 説明できひん。 「一寸法師」なんて、タイトルしかわからへん。 きっと、幼少期に昔ばなしを読んできたか、読んでないか、その辺の差なんかな。 そんな自分が、この本を楽しめるのかと思ったけど、結構面白かった。 詳しくは知らんくても、何となくは知ってるから、内容が入りやすく、これを新しいミステリ小説として、 一から読むことができる。 新たに加えられてる内容が面白くて、特に「密室龍宮城」と「つるの倒叙がえし」が、上手くできてて好き。