これは不破俊太郎にしか解決できひん事件やなと思った。 すごいよくできた内容に驚いた。 半分ぐらいまでは、事件が起きてその取調べをして、 何も進展はせず平行線のまま。 でも、その間に不破俊太郎と惣領美晴は、些細な事でも調べ続け、 ある2人の関係性を過去の事件とともに明らかにしていく。 明らかにしても2人は口を割らない。 読み手はわかってくるけど、これをどう自白させて解決させるのか。 その2人に対し一緒に取調べを行う不破俊太郎。 そっちの方がお互いボロが出るとか。 そんなこんなで2人は自白したかに見えたが全てが本当ではなく。 被害者のことを考え何でも話せる状態ではないこともある中、 全てを話し、はい解決という事ではなく、 全てを話し、この事件だけでなく、 過去の事件でずっと抱え込んできた苦悩までをも吐き出させて、 やっと前を向いて歩いていけるようにするまで考えていた不破俊太郎がすごい。
まさか最初に書かれてるのに。 勝手に思い込んで間違ってた。 御子柴礼司シリーズはほんまに面白い。 基本は大人になって弁護士としての姿が描かれてるねんけど、 シリーズ最初から読んでると、この御子柴礼司がどんな人間かがわかる。 しかも、それはそれはすごい人物。 今回、この家族が出てきた。 まさかこんな状況での再会となるなんて。 母親もまさか再婚相手にこんな形で仕返し?をされるなんて。 母親は直接関係ないのに。 いや、悪事を働くといつか違う人からでも自分に返ってくることか。 それなら、この悪徳弁護士の御子柴礼司はどうなるのか。 この1冊だけでなく、シリーズが出るたびに、御子柴に関わる人にフューチャーされていくのがまたいい。 なので、どんどんこの人達を知りたくなる。
確かに、騙されたわ。 でも、不思議とハラハラ感はなく。 被害者全員が「真夜中の解体魔」による犯行ではなかったことが、 余計に難しくさせたんかな。 警察以上に動ける人もすごいけど、 警察も最終的に騙されて、そっちの方が衝撃やなと思った。 最後の終わり方が絶叫もん。 主人公も絶叫してた。 話の流れも騙された感も犯人の動機も違和感はないねんけど、 そっか、そうなんや、で終わってしまった。
このシリーズで、事務員の洋子はずっと登場してた。 でも、こんな若い人やとは思ってなくて。 50代かなと想像してた。 一体、何を読んできたんやろ。 でも、漫画じゃないからイラストないし。 このシリーズはストーリーが面白くて、どんどん、主人公の弁護士・御子柴礼司のいろんな姿が見えて、 殺人を犯し更正ってあるねんなって思ってしまうほどよくできてる。 事務員の洋子が、まさかこんな近い存在やったとは、ただただ驚きやけど、更に近い人もいて。 どんどん過去がわかってきて、このシリーズはどんどん次も読みたくなる。
犯人も意外やったし、犯人が捕まっても、その後もまだ終わりませんよという感じで驚き満載。 医療ミステリだけあって、殺害方法が特殊なんかと思ったら、そんな事はなく、 胃壁から謎の暗号が見つかるところから、話がどんどん展開していく。 とは言うても、この暗号がやっと解けても、そこから直接犯人まで辿り着くのが長く感じた。 28年前に5人殺害されて、最後の1人は遺体も発見されずにきたけど、 それがまさか主人公の千早と繋がるなんて。 なんで、警察官であった父はこんな形で遺言を残したのかが全てわかり、 悲しいなのか切ないなのかこれでよかったのか、いろんな感情が沸き起こった。
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能面検事の奮迅
これは不破俊太郎にしか解決できひん事件やなと思った。 すごいよくできた内容に驚いた。 半分ぐらいまでは、事件が起きてその取調べをして、 何も進展はせず平行線のまま。 でも、その間に不破俊太郎と惣領美晴は、些細な事でも調べ続け、 ある2人の関係性を過去の事件とともに明らかにしていく。 明らかにしても2人は口を割らない。 読み手はわかってくるけど、これをどう自白させて解決させるのか。 その2人に対し一緒に取調べを行う不破俊太郎。 そっちの方がお互いボロが出るとか。 そんなこんなで2人は自白したかに見えたが全てが本当ではなく。 被害者のことを考え何でも話せる状態ではないこともある中、 全てを話し、はい解決という事ではなく、 全てを話し、この事件だけでなく、 過去の事件でずっと抱え込んできた苦悩までをも吐き出させて、 やっと前を向いて歩いていけるようにするまで考えていた不破俊太郎がすごい。
悪徳の輪舞曲
まさか最初に書かれてるのに。 勝手に思い込んで間違ってた。 御子柴礼司シリーズはほんまに面白い。 基本は大人になって弁護士としての姿が描かれてるねんけど、 シリーズ最初から読んでると、この御子柴礼司がどんな人間かがわかる。 しかも、それはそれはすごい人物。 今回、この家族が出てきた。 まさかこんな状況での再会となるなんて。 母親もまさか再婚相手にこんな形で仕返し?をされるなんて。 母親は直接関係ないのに。 いや、悪事を働くといつか違う人からでも自分に返ってくることか。 それなら、この悪徳弁護士の御子柴礼司はどうなるのか。 この1冊だけでなく、シリーズが出るたびに、御子柴に関わる人にフューチャーされていくのがまたいい。 なので、どんどんこの人達を知りたくなる。
真夜中のマリオネット
確かに、騙されたわ。 でも、不思議とハラハラ感はなく。 被害者全員が「真夜中の解体魔」による犯行ではなかったことが、 余計に難しくさせたんかな。 警察以上に動ける人もすごいけど、 警察も最終的に騙されて、そっちの方が衝撃やなと思った。 最後の終わり方が絶叫もん。 主人公も絶叫してた。 話の流れも騙された感も犯人の動機も違和感はないねんけど、 そっか、そうなんや、で終わってしまった。
復讐の協奏曲
このシリーズで、事務員の洋子はずっと登場してた。 でも、こんな若い人やとは思ってなくて。 50代かなと想像してた。 一体、何を読んできたんやろ。 でも、漫画じゃないからイラストないし。 このシリーズはストーリーが面白くて、どんどん、主人公の弁護士・御子柴礼司のいろんな姿が見えて、 殺人を犯し更正ってあるねんなって思ってしまうほどよくできてる。 事務員の洋子が、まさかこんな近い存在やったとは、ただただ驚きやけど、更に近い人もいて。 どんどん過去がわかってきて、このシリーズはどんどん次も読みたくなる。
傷痕のメッセージ
犯人も意外やったし、犯人が捕まっても、その後もまだ終わりませんよという感じで驚き満載。 医療ミステリだけあって、殺害方法が特殊なんかと思ったら、そんな事はなく、 胃壁から謎の暗号が見つかるところから、話がどんどん展開していく。 とは言うても、この暗号がやっと解けても、そこから直接犯人まで辿り着くのが長く感じた。 28年前に5人殺害されて、最後の1人は遺体も発見されずにきたけど、 それがまさか主人公の千早と繋がるなんて。 なんで、警察官であった父はこんな形で遺言を残したのかが全てわかり、 悲しいなのか切ないなのかこれでよかったのか、いろんな感情が沸き起こった。