40年前の本だが、未だに慧眼
初版1974年(昭和49年)で、邦訳は1976年です。当時、自分は小学生でしたが、両親との会話でおぼろげながら、農薬禍がちょっとした騒ぎになっていたことを覚えています。高校の現代社会という教科で、この書名ぐらいは知っていました。 農薬と化学肥料に頼る農業は生態系を木っ端微塵にする自傷行為と同じということを、丁寧なデーターで教えてくれます。『農薬は虫を殺さない程度の毒』って揶揄されますが、捕食による生物濃縮をちゃんと説明しています。 発行から長らくたってようやく国際的な歩調が揃って来たのは、地球温暖化と共通する感があります。キーワード的なものでは 例えば、生物の多様性に関する条約(1992年)、有機JAS認証制度(2001年) 日本のお隣の某国では、工場排水の黒い水が農業用水になっていたり、野菜を洗うための洗剤がヒット商品だったり、欧米で禁止されている農薬を未だ使っていたり。。いやはや、40年前のアメリカや日本みたいです。
他のユーザのコメント