生誕100年を迎えたRachael Carson の化学物質と環境問題を話題にした本(小説の分類になっているが、科学的裏づけのある告発本)。書かれたのは50年近く前なのに、内容は妙に新鮮。DDTを初めとする殺虫剤の生態系に与える悪影響を告発しており、発表後、彼女は化学薬品会社らからバッシングを受けるが、アメリカが環境問題を考える契機に。気になるのは7月号のNational Geographic の特集がマラリヤ蚊。アフリカで多くの特に子供の命を奪っているという。数ページにわたる長い特集のたった一行であるが、Rachael Carson, the environmental icon, is a villain; her three-letter devil, DDT, is a savior.(p43) とある。彼女は何でもかんでもDDTを噴霧して環境問題を考えなかった使い方を問題にしていた、と読み取れるのであるが、その後の研究の成果をアフリカでのマラリア蚊対策に生かして欲しい思い。
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