生誕100年を迎えたRachael Carson の化学物質と環境問題を話題にした本(小説の分類になっているが、科学的裏づけのある告発本)。書かれたのは50年近く前なのに、内容は妙に新鮮。DDTを初めとする殺虫剤の生態系に与える悪影響を告発しており、発表後、彼女は化学薬品会社らからバッシングを受けるが、アメリカが環境問題を考える契機に。気になるのは7月号のNational Geographic の特集がマラリヤ蚊。アフリカで多くの特に子供の命を奪っているという。数ページにわたる長い特集のたった一行であるが、Rachael Carson, the environmental icon, is a villain; her three-letter devil, DDT, is a savior.(p43) とある。彼女は何でもかんでもDDTを噴霧して環境問題を考えなかった使い方を問題にしていた、と読み取れるのであるが、その後の研究の成果をアフリカでのマラリア蚊対策に生かして欲しい思い。
地図から読む歴史
地図から歴史を読む本は他にもあると思いますが、これはかなり専門的。歴史散歩の好きな同僚の勧めで購入しましたが、本文を読みながら図や古地図を何度もチェックして読み返しながらでないと、ついて行けません。現存する地形から古代を読み解くという意味でとても興味深いものです。
ことばと思考
漠然と疑問に思っていたことが次々と様々な言語をもとに解き明かされていき、非情に興味深く読んでいる。
アフガニスタンで考える
子どものレポート課題に必要で購入。ペシャワール会のこと、アフガニスタンのこと、そして何よりPKO派遣のことについて色々考えさせられました。日本には日本だからこそできる援助がある。国会議員の皆さん、このくらいの薄さで内容の濃い資料だったら、是非ご自分で読んで欲しいものです。
沈黙の春
生誕100年を迎えたRachael Carson の化学物質と環境問題を話題にした本(小説の分類になっているが、科学的裏づけのある告発本)。書かれたのは50年近く前なのに、内容は妙に新鮮。DDTを初めとする殺虫剤の生態系に与える悪影響を告発しており、発表後、彼女は化学薬品会社らからバッシングを受けるが、アメリカが環境問題を考える契機に。気になるのは7月号のNational Geographic の特集がマラリヤ蚊。アフリカで多くの特に子供の命を奪っているという。数ページにわたる長い特集のたった一行であるが、Rachael Carson, the environmental icon, is a villain; her three-letter devil, DDT, is a savior.(p43) とある。彼女は何でもかんでもDDTを噴霧して環境問題を考えなかった使い方を問題にしていた、と読み取れるのであるが、その後の研究の成果をアフリカでのマラリア蚊対策に生かして欲しい思い。