絶望しかない
解説文を読んで少しは常識にかかった小説と思って買ったのが大きな間違いでした。
110頁をこえたあたりからは、読み進むのが苦痛でしかありませんでした。
何が絶望かって、このような奇を衒うだけの小説が、「このミス」で評価されていることですね。
これだけ私と一般読者のミステリーに対する価値観が大きく乖離してしまったのか、と。
ミステリーとしての辻褄だけは整合しているのでしょうが、このテの小説はも結構ですわ。
佐々木譲「第二次世界大戦三部作」、宮部みゆき「火車」、高村薫「マークスの山」、大沢在昌「新宿鮫」、原僚「私が殺した少女」、桐野夏生「OUT」そんなワクワクするような小説が、このミスの上位を席巻する時代はもう二度と来ないのでしょうね。
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