難解

芥川賞を獲った「コンビニ人間」は、さほど評価しなかったが、「しろいろの街の、その骨の体温の」でファンになり、幾冊か読んできた。ただ、人肉を食う「地球星人」で、これは文学かと迷うに至った。文学仲間も同様の意見なのだが、今回また、表題作「生命式」などで人肉が出てきた。さらにはSMを思わせるような作品が収録されていたり、純文学はよく分からない。最後に収められている「孵化」は幾分おもしろいが、これは何かの比喩なのだろうか。