RPGのゲームを見ているようで、一気読みしてしまいました。 戦いのシーン等はスピード感、リアリティも抜群で、先を急かす気持ちに、読むスピードが追いつかないような感じでした。 ストーリーの導入部分で謎だらけのまま旅に出発した上巻の、負の感情ばかりがぐるぐると渦巻いていたようなもどかしさに比べ、下巻になると物語のスピードが一気に加速し、早過ぎる展開に追いつけないところもしばしば。 大勢いると言っていた狼たちの中で、最初に出会った狼が物語のすべての鍵を握る人物であったり、いくつも重なる世界の中で最初に行った世界ですべて片がついてしまったり・・・すこしばかりご都合主義的な展開が気になりました。 ページ数が増えてもいいので、もっとじっくり読みたい作品でした。 続編?があるようなので、そちらも楽しみです。