新しいシリーズのようだったので購入しましたが、ちょっと期待ハズレでした。
好きな作家さんのですが、あまりなじめなかったです・・・。 アタリハズレが大きいので・・・。
ついに完結してしまった、というのが真っ先に浮かんだ感想でした。 これでバルサやチャグム、タンダたちに会えないんだなぁ・・と思い、寂しくなりました。 それほどこの物語の登場人物は生き生きと動き、悩み、戦い、笑い・・・場面ごとの情景が、まるで見えるように頭の中に構築できるほどのリアリティがありました。 「指輪物語」や「ハリーポッター」などの外国産のファンタジーとはまた一味ちがった、国産、ということを強く感じました。 日本をとりまくアジアの国々の歴史小説の雰囲気を持っているので、人物や宗教、文化や風習などがすんなり頭に入ってきます。 終わってしまうのが勿体無いですが、上橋さんの次の作品に期待します。
RPGのゲームを見ているようで、一気読みしてしまいました。 戦いのシーン等はスピード感、リアリティも抜群で、先を急かす気持ちに、読むスピードが追いつかないような感じでした。 ストーリーの導入部分で謎だらけのまま旅に出発した上巻の、負の感情ばかりがぐるぐると渦巻いていたようなもどかしさに比べ、下巻になると物語のスピードが一気に加速し、早過ぎる展開に追いつけないところもしばしば。 大勢いると言っていた狼たちの中で、最初に出会った狼が物語のすべての鍵を握る人物であったり、いくつも重なる世界の中で最初に行った世界ですべて片がついてしまったり・・・すこしばかりご都合主義的な展開が気になりました。 ページ数が増えてもいいので、もっとじっくり読みたい作品でした。 続編?があるようなので、そちらも楽しみです。
もうひとつの「ブレイブストーリー」というのが第一印象です。 ただ、内容としては中学生ぐらいの年齢ではすこし難解かな、とも思います。 宮部作品をよくご存知の方なら「ドリームバスター」と「模倣犯」を併せた感じ、といえばよくわかると思います。 行方不明になった兄を探しに異世界へと旅立つ主人公のお話ですが、旅に出た先で待ち受ける試練や困難が、割と都合よく片付いてしまうところが気になったものの、それでも引き付けられて読んでしまう力技(?)は、さすが宮部さん! です。 何度か読み返すたびに、一読では気がつかなかった主人公たちの感情の動きや作者のメッセージが次々と見つかる類の作品だと感じました。
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インヴィジブルリスク(1)
新しいシリーズのようだったので購入しましたが、ちょっと期待ハズレでした。
インヴィジブルリスク(3)
好きな作家さんのですが、あまりなじめなかったです・・・。 アタリハズレが大きいので・・・。
天と地の守り人(第3部)
ついに完結してしまった、というのが真っ先に浮かんだ感想でした。 これでバルサやチャグム、タンダたちに会えないんだなぁ・・と思い、寂しくなりました。 それほどこの物語の登場人物は生き生きと動き、悩み、戦い、笑い・・・場面ごとの情景が、まるで見えるように頭の中に構築できるほどのリアリティがありました。 「指輪物語」や「ハリーポッター」などの外国産のファンタジーとはまた一味ちがった、国産、ということを強く感じました。 日本をとりまくアジアの国々の歴史小説の雰囲気を持っているので、人物や宗教、文化や風習などがすんなり頭に入ってきます。 終わってしまうのが勿体無いですが、上橋さんの次の作品に期待します。
英雄の書(下)
RPGのゲームを見ているようで、一気読みしてしまいました。 戦いのシーン等はスピード感、リアリティも抜群で、先を急かす気持ちに、読むスピードが追いつかないような感じでした。 ストーリーの導入部分で謎だらけのまま旅に出発した上巻の、負の感情ばかりがぐるぐると渦巻いていたようなもどかしさに比べ、下巻になると物語のスピードが一気に加速し、早過ぎる展開に追いつけないところもしばしば。 大勢いると言っていた狼たちの中で、最初に出会った狼が物語のすべての鍵を握る人物であったり、いくつも重なる世界の中で最初に行った世界ですべて片がついてしまったり・・・すこしばかりご都合主義的な展開が気になりました。 ページ数が増えてもいいので、もっとじっくり読みたい作品でした。 続編?があるようなので、そちらも楽しみです。
英雄の書(上)
もうひとつの「ブレイブストーリー」というのが第一印象です。 ただ、内容としては中学生ぐらいの年齢ではすこし難解かな、とも思います。 宮部作品をよくご存知の方なら「ドリームバスター」と「模倣犯」を併せた感じ、といえばよくわかると思います。 行方不明になった兄を探しに異世界へと旅立つ主人公のお話ですが、旅に出た先で待ち受ける試練や困難が、割と都合よく片付いてしまうところが気になったものの、それでも引き付けられて読んでしまう力技(?)は、さすが宮部さん! です。 何度か読み返すたびに、一読では気がつかなかった主人公たちの感情の動きや作者のメッセージが次々と見つかる類の作品だと感じました。