通勤時間など暇を見つけて、様々な種類の本を読んでいます。特に、重松清氏の作品はどれも良いもの(媚薬シリーズ以外)ばかりです。本書も期待にたがわず面白いと思いました。誰でも先生に纏わる思い出があるのではないでしょうか。怖い先生、優しい先生と様々でしたが、本書を読み進めていくと過去へタイムスリップしたような思いがして、何処か懐かしさやほろ苦さを感じてしまいます。私も十分にそしてりっばに中年なのを実感しました。