現実離れしている

こんなことを言ってはなんだが、現実離れし過ぎているので、現実逃避にいい。非日常を味わうことができる。 自分がその場に居るわけではないし、安心できる場所でこれを読んだわけだ。何も心配することはない。自分には起こり得ない遠い場所の出来事。 犯罪系の本を読む人は犯罪をしたいわけではない。絶対にしない自信があるからこそ知り得たい、見てみたい世界なのである。わたしもその1人だ。 松永という人間は確かに恐ろしい。でも、あんな人間もいるんだなと知れてよかった。 残虐、鬼畜、類を見ない、そうは言うが、 殺人鬼なんて1人殺そうが、10人殺そうが、強姦殺人であろうが、幼児殺しであろうが、松永と別に変わらないのではないか。人を殺すこと=どんな殺害方法であっても、してはならないこと。人間として一番大切なものが欠けている。ただそれだけ。 犯罪者の気持ちなんて分かりたくない。でも、事件の異常さを知りたい人には、充分すぎる内容。 18歳以下は読まないほうが良いだろう。 冷静に読むことができる人向け。 読書中は、決して被害者に同情してはいけない。それくらい覚悟して読んでほしい。