戦後生まれの老人にもわかりやすい評伝です
戦後75年の夏を迎えるが、昭和の記憶とともに遠ざかる8月の、あの時代のざわめきを振り返るには半藤さん、阿川弘之さんの評伝を読むのがよいと思う。これらの著者も当時は20代の青年であったことから、書かれていることがすべて正しいかはわからない。またXX史観というように作者の見解や主張が色濃くでてくるのもやむをえまいが、平和で物質のあふれる今の世の中から当時の片りんを知るには、なにかしらの理解の助けにはなると思う。映画やドラマでは切腹のシーンだけがことさらに強調されるが、開戦と終戦に至る道筋を深く学ぶことが、この国の将来を考える上でヒントになるのかもしれない。
他のユーザのコメント