評判の新書!

この本が売れていることは知っていました。『一個人』3月号の面白い本特集でも「カリスマ書店員さんが薦める新書BEST10」の第1位。せっかくだから読んでみました。そうなんです。職場には困った人が結構いて、実際この本に書いてあるとおり周囲との協調ができない人のために職場が潤いのない環境になっているのです。正確にはそれは個人の性格・資質の問題ではなく、現代の職場のありようが構造的にそのような人を生み出しているとの分析に思わず納得!です。バブル崩壊後の「失われた10年」で失ったものの一つが職場での助け合いの精神ではなかったでしょうか?さぁ、だからどうしたらそれを克服し、人の「和」をもって職務に向かえるようできるか…なんですが…。この時代、こんな職場で、管理職も、中間管理職も大変。そうでない立場でも「不機嫌な職場」をなんとかしたいと考えている人は多いはず。多くの方が述べているとおり、この本の中に課題克服のための示唆はあっても明日からすぐ使える答えがあるわけではありません。ただ、「そうだよな」と思うことのできる箇所は多々あります。それがベストセラーの所以でしょう。一度、読んでみるのは悪くないと思います。