財務省の主導により衰退途上国となる日本

本を手にしてまず感じた事は『超有名人の著作なのに、何故無名に近い出版社から出版されているのか』である。内容はまともで分かりやすい。疑問は本書のあとがきを読んで理解し、愕然とした。 あとがきから抜粋すると『軒並み出版を断られた。・・・この本のテーマを出すこと自体ができないというのだ。・・・言論の自由が急速に失われてきた・・・』。 本書には現在の日本経済が抱える様々な問題を一刀両断にしているのだが、一例をあげると40年間日本がデフレに陥り経済成長しなかった理由を増税により国民一人当たりの可処分所得が減少した事が原因であると統計的に解き明かしている。 経済を知らない法律家の誤った政策により日本が人類史上初となる『衰退途上国』となっているという著者の警告を真剣に考えるべきだろう。