とても面白い本でした!

普通、遭難物というと私の印象では「エンデュアランス号漂流」のように寒さに震えて、食料にも困り、数々の困難に立ち向かう!といった暗いけれどもとても印象に残るという本が多かったのですが、この本は違いました。 確かに遭難しますし、全員で生き残るために様々な事を行います。でも、島への上陸、水の調達、食料調達、みはりやぐら立てなど…どれ一つとっても悲壮感が全体的には全然ないのです。 16人が協力して、一つの島(途中からもう一つ増えます)で生活をし、最後にはなんという縁!といわんばかりの舟に救助されます。 読後感が爽快です。暗い話ではないので、どなたでも楽しく読めると思います。 ちなみに実話だそうですよ。(海軍の生徒が、実際に遭難経験のある教官から聞いた話を元に書き起こした小説です)