とても暗く気持ちが沈んでいくような小説でした。
虐待されて育った主人公は、どこまでも暴力の中に身を投げ込もうという衝動にかられていて、なかなか救いのある未来が見えません。
ラストは、恐怖を求めていたわけではない自分の気持ちに気づくわけですが・・・そのラストでさえ、希望に満ち、明るい主人公を見せてくれるわけではなかったように思えます。
うまくいえませんが、小説に文字として並んでいる文章からはふっきれたような主人公の姿が見えなくもないんですが、それまでの淡々として闇と生活をしていたような主人公の印象があまりにも強かったために、私が感じ取れないだけなのかな・・・とも思ったりします。。。
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