内容を鵜呑みにせず、読み進む必要あり

著者が、漢文の素養のある世代である事。キリスト教の教えを大切にしている事の二点を念頭に置き読みました。 著作の内容全ては、了承しかねます。 特に、第九章 忠義にある。菅原道真に関して、讒言を受け、太宰府へ左遷までは、歴史にありますが、その後に続く忠義の話は、あくまでも、江戸時代の歌舞伎、虚構である。 新渡戸氏の日本人の忠義を、礼賛する想いのいき過ぎか…この戯作が、日本人の心情を表しているということなのか、見極めつつ読むことが、求められる著作である。