森絵都のほのかな苦味
最初に読んだのが、本屋に積んであった「DIVE!!」でした。飛び込みを扱った小説なんて読んだことがなかったので、興味が湧いて購入しました。
それからはまってしまい、リズム、カラフル、風に舞い上がる…やら、立て続けに読んでいます。
森絵都の小説の主人公は、特別な才能や熱い思いがある人ではなく、どこにでもいそうな人がふとしたきっかけで、何かを考え始めるという極めて感情移入がしやすいタイプなので、色々と自分自身に照らして考えてしまいます。
この作品も、私としては懐かしいけれど触れたくなかった年頃を思い出させてしまうという、ほろ苦い作品でした。
森絵都を読むと、なぜか山菜のてんぷらや土筆のおひたしや山ウドの酢味噌和えを食べたときのおいしさとほのかな苦味を思い出してしまいます。
この読後感がたまりません。やみつきになります。
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