直木賞候補作

手術支援ロボットをテーマに医療のありかた、医師の正義と葛藤を見事なまでに描いた渾身作。こんなにも深い作品が直木賞を受賞できないとは。これまでにも直木賞受賞作、候補作は何冊も読んだけれど、落選した作品のほうが断然良いと思ったことは何度もありました。受賞できるかどうかは結局審査員が誰で、そしてその審査員が候補作の作風が好きか嫌いかの結果、単に運に過ぎないと思ってます。審査員たち(過去の受賞者たち)の受賞作が素晴らしかったかと言われたら、私的にはなんだかなあ、これで受賞なのと思った作品はいくつもありました。結局は小説は好みか好みでないかだけで直木賞だとかいう肩書はあてにはならないと再認識しました。 話を戻しますが柚月裕子のすごさを改めて認識した素晴らしい作品でした。私のなかでは間違いなく星5つ。