ミステリー的要素は少し物足りない
昭和五十五年、春。棋士への夢を断った上条桂介だったが、駒打つ音に誘われて将棋道場に足を踏み入れる。そこで出会ったのは、自身の運命を大きく狂わせる伝説の真剣師・東明重慶だったー。死体遺棄事件の捜査線上に浮かび上がる、桂介と東明の壮絶すぎる歩み。誰が、誰を、なぜ殺したのか。物語は衝撃の結末を迎える!
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将棋の世界で生きる人たちの愛憎物語で、期待したミステリー的要素は少し物足りない感じですね。中で棋譜が出できますが、それが持つ意味がまったくわからず、巻末のプロ棋士・羽生さんの解説で理解できた次第です。その解説を先読みした方がいいかも?
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■本書の基本情報
・筆者:柚月裕子[ユズキユウコ]
・略歴:1968年、岩手県生まれ。2008年、『臨床真理』で第七回「このミステリーがすごい!」大賞を受賞し、デビュー。'13年に『検事の本懐』(宝島社)で第一五回大藪春彦賞を、'16年に『孤狼の血』(KADOKAWA)で第69回日本推理作家協会賞(長編及び連作短編集部門)、『慈雨』(集英社)で“本の雑誌が選ぶ2016年度ベスト10”で第1位、'18年に『盤上の向日葵』で2018年本屋大賞第2位を獲得。
・出版:角川文庫
・発売:2020月10月(第2刷)
・ページ数:322p
■これまでに購読した柚月裕子の著書
・「最後の証人」(第7刷)
・「検事の本懐」(第6刷)
・「検事の死命」(第4刷)
・「孤狼の血」
・「朽ちないサクラ」
・「慈雨」(第2刷)
・「あしたの君へ」
・「凶犬の眼」(第2刷)
・「盤上の向日葵(上)」(第3刷)
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◆AFP情報 … ジャンル:本・雑誌・コミック、料率:3%
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