来年のNHK大河ドラマの原作。幕末の島津家の篤姫の物語。宮尾富美子さんの独特の表現~芝居のト書きのような説明や韻律が,全体に心地よく感じられ,また人物の感情表現が細かく描かれており,時代の動きとその時代に生きた女性が時代や世界をどのように捉えていたのか,その内面がありありと浮かび上がり大変面白い。幕末の諸事に詳しいほうが面白く読める。