自分に逆らう者は拷問の末に抹殺、嗜虐の限りに贅沢三昧で国庫を食い潰した悪女。そんな西太后の真実の姿は。何故、彼女が清の女帝となったのか。何故歴史に残る悪女と化したのか。浅田作品の面白いところは、大勢の登場人物の心の機微や場面が想像しやすく、必ず布石となっているところ。この本に出会えて良かったと思います。シリーズを続けて読んでいきたいと思います。