殺人事件の陰には、とある商家の跡継ぎ選び問題がひそんでいたという物語。たしかに後継者を長男に限定せず、子ども達同士競わせて優秀な者を選ぶという手法も「アリ」なんでしょうね。でも子ども達のうちの誰かが卑怯な手を使い、周囲の人も巻き込んで犯罪にまで発展してしまうというのは本末転倒。そんな競い合いなど最初からしない方がよっぽどマシだった、みたいな・・・。単行本が刊行されたのが昭和63年、バブルの真っ盛りということで(高価な宝石着用のパーティーなど)当時の風物や流行なども懐かしく(?!)読みました。