どうすれば死ななくて済んだのだろう

コミック化の新聞広告を見て知りました。 どうせなら原作を読みたいと購入したものの、亡くなる年に書かれた日記かと思うと初めから辛い気持。 ものを考えない幼稚な大学生、大卒資格を得るためだけの大学は不要だと思います。 が、若く不安定な時期に、あまりに内省的で自己に厳しいと、今度は死に追い詰められてしまうのだろうかと思わされました。 労働運動や大学闘争に関わり、孤立しがちになり、家族とも決裂。母親が「好きなことをしなさい」と認めてくれた月に亡くなるというのは本当に悲しい。 いつもは男の子のような格好をして、最後は母親に買ってもらったワンピースを着ていたとかで本当は甘えたかったのでは、家に帰りたかったのではないかと勝手に思い痛ましくなりました。 傍から見れば大変恵まれており、家族とも仲良くて、本来なら思い詰める要因はなさそうです。 権力に対しどうにもならない無力さを感じ、自ら孤立していき不安定になり、仕送りに頼るのを止めてバイトで無理したり、失恋したりで一気にうつ気味になったのでしょうか。 なぜ自殺したのか結局のところ日記があってさえ分からない。キャッチコピーに「青春のバイブル」とありますが、どうすれば自殺に追い詰められなくて済んだのか。自殺は今も社会問題。そちらが気になりました。