異国後

「島」の浜に倒れていた少女は、漂流の末、打ち上げられたらしい。言葉が違い、習慣も異なるため意思の疎通もままならないが、共に過ごす仲間ができ、「島」の歴史が分かって来るにつれ物語が展開していく。なのだが、違う「島」だからと言って珍妙な言葉を使ったりするため、却ってストーリーが混乱してしまう。もう少し、すっきりした文体で書き進めてもいいのではないか。いや、ストーリーそのものは、さして珍しくもない。となると芥川賞のために造語を使った作品?