4巻目は3巻目までとうって変わって沖縄を舞台に移し、戦争の不条理・悲惨さや沖縄の受けた立場等をフィクション仕立てで訴えており、考えさせる。ヘリの大学キャンパスへ墜落した当時は、仕事で沖縄に勤務していたのでフィクションと言えど実際に我周辺で起こったことなので改めて考えさせられた。山崎氏の小説は、いつもフィクションとしての娯楽性と治事実を題材に仕立てたメッセージ性の強さがない交ぜになった2面性を持つ。”これは小説だ”と自らに言い聞かせて読めばやはり面白い。ルポルタージュでは無いので誤解無く。