名古屋人バンザイ
名古屋の学校制度が変わり、旧制中学から新制高校が登場し共学にもなった昭和24年。東名学園高校の3年に編入された風早勝利ら推理小説研究会のメンバーは、映画研究会と男女合同で、三河の湯谷温泉へ一泊の「修学旅行」に出掛ける。両方の顧問を務める国語教師・別宮操が同伴するのだが、ここで殺人事件が起きる。そして帰名後、再び……最後の最後で、なるほど、さすがミステリ3冠と思わせるが、当時の名古屋が舞台だけに土地柄や、作者の得意な映画の話題などがふんだんに盛り込まれ、とりわけ70代以上の名古屋人には楽しい。作者も読者、つまり私も名古屋人だけに、その分プラスして☆5つ。
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