「魂のあるところ」と題された2005年の対談と、表題の2006年の対談の2本と 小川氏の長いあとがきから構成されています。 前者は主に『博士の愛した数式』について語られているので、 未読の方は先に読んでおいた方がいいかも。 カウンセリングにまつわること、宗教、死生観などが時折ユーモアを交えつつ、 おふたりの柔らかい語り口によって読みやすい文章で綴られています。 さらっと読めもしますが、じっくり読みたい内容。特に興味深かったのは、 キリスト教文化は「原罪」だが、日本の文化は「原悲」だというくだり。う~む、なるほど。