ラブレス
読み終わった後、あーラブレスねぇーそうかもしれないねーと、思った。貧しい生活を強いられ、生きる事に必死だった、百合江さん。親を早くに亡くし、生きてきた宗太郎さん。親の愛をあまり知らずに育った、2人には、男と女の立場の違いや、生活等、普通と言う事が、解らず、お互い、だいすきだったのだと思う。子供が産まれ、自分の夢や好きな事の為に、逃げ出してしまう、宗太郎さん。後に、宗太郎さんに再会して、宗太郎さんの気持ちを理解した百合江さん。妹とは、違いながらも、大変な苦労をした、姉妹、そして、姉妹の母。女3代を描かれていて複雑な気持ちになった。百合江さんの最期に、ユッコちゃん大好きよ、が、変わらない気持ちなのだろうと思った。LOVEではないのだ。素朴で優しく、許す心が大切なのかもしれないと思った。最後、涙が溢れた。面白かった。お互いの胸に抱く溢れんばかりの愛と、愛になれなかったものたちが、混じり合いながら光のなかで舞っている様を、百合江さんと宗太郎さんには見えただろうか?
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