サッパリ爽やかな怖さ、ではない3篇

ネタバレです。私にはゾンビ話が最恐でした。読中まぐる笛、荒神の設定に似てるかなだけど、追われるハラハラ感は変わらず新鮮で恐かったです。 全ての話がハッピーでは終わらせないこともある宮部ワールドなので、登場人物のキャラから「あ、今回この人が最終犠牲じゃ…」と思いながら読みつつ(予想外れたのもありましたが)結局、各編涙してしまいました。 大別すると、異世界モノの恐怖と人間の闇心理の怖さを描かれるように思いますが今回は3編とも前者。 装丁や挿絵、帯のあらすじから、あんじゅうのようなかわいらしいファンタジーの怖さの話が多いのかなと思いましたが、人はどんどん死ぬし、妙な現実感はあるし、さすが…裏切られて救いようのない怖さが健在でした。 夢に出てきそうです