1%の富裕層と99%の貧困層とで形成される事になった現在のアメリカ。その経過、原因等を、丁寧にルポルタージュして書かれていると思います。特に家畜農業の目を覆うばかりに酷い在り様、薬漬けの動物達、遺伝子組み換え食品の横行等々、直接的に日本も全く他人事ではないので知っておくべき事かと。この方は日本人ですが日本語より英語の方がもはやネイティヴなのでは、とふと思わされる処があります。文章が英文和訳のような処もあるし、日本語としてふさわしくない表現があったりもする。それだけ米国に精通しているとも捉える事が出来ます。更にこの本が示唆する今後の日本の在り様に私達は刮目すべき。戦後いつまで経っても我が日本国はアメリカの援護なしに成り立たない。今回の法案ごり押し可決も、何を意味するか。この本を読んでいるとそこに姿が現れる気がします。