田辺作品を拝読するのは「ジョゼと虎と魚たち」に次いで2作め。大阪弁一人称による
昭和女子の物語を読む気になったのは、愛聴中の朝ドラ「カーネーション」の影響かも。
映画版「ジョゼ」は「カー」と同じ渡辺あや氏の脚本でしたしね。
脱線はさておき、初めは「しょうもな」と読み流していたはずが、読了後はほうっとひとつ深いため息が…。
ヒロインのように才能豊かでもなければ、言い寄ったり言い寄られたりの恋の花咲く経験皆無な私でも、
ちゃんと共感できる隙がありました。
人生は「しょうもない」ことの連続でも、その「しょうもない」ことの裏側に大事なことや「真実」らしきものが
こっそり隠れているってことを教え諭された感じがします。
なるほど、ウン十年も前の恋愛小説が読み継がれているにはそれなりの理由があるのだな。
続きはいいやと思っていたけれど、やはりヒロインの行く末が気になる! 残り2部作も読んじゃうかも。
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