ついに激突! 景が見たものは。。。
時は戦国、織田信長が天下統一を狙い、大坂本願寺を滅ぼそうと着々と準備を進める頃。乱世にその名を轟かせた海賊衆の村上海賊。瀬戸内海の島々に根を張り、三つの村上家の中で強勢を誇る能島村上家当主の村上武吉。彼の剛勇と荒々しさを引き継いだのは、主人公の娘の景(きょう)、二十歳。
海賊働きに明け暮れ、地元では嫁の貰い手のない悍婦で醜女の景が活躍するシリーズ第2弾。(全四巻)
一向宗の拠点大坂本願寺を攻めるには守りの要、木津砦を落とすべしと考えた織田方。その軍議に臨む泉州淡輪の海賊、眞鍋家の若き当主・七五三兵衛をはじめ武辺者揃いの泉州侍たち。ついに戦が始まる。「南無阿弥陀仏」を唱え、死兵と化した百姓を中心の一向宗門徒と織田軍との壮絶な戦闘シーンと景が見た戦と関わりある人々への心情の揺らぎが見もの。
確かな時代考証、史実に基づく木津川合戦に、景ら村上海賊がどう立ち向かっていくのか、最終巻まで楽しみです。
-----
◎本書の発刊
・筆者:和田 竜(ワダ リョウ)、1969年大阪府生れ。早稲田大学政治経済学部卒
・発行:新潮社
・発売:2016年6月
・ページ数:327p
◎これまでに購読した和田 竜さんの著書
・「のぼうの城」…上下2巻
・「忍びの国」
・「小太郎の左腕」
・「村上海賊の娘」…本書第1巻
他のユーザのコメント