鳥山石燕は江戸時代の画家で妖怪に興味がある人なら知る人ぞ知る画家です。 妖怪図鑑などではこの人の絵が採用されることが多いです。故水木しげる先生曰く「妖怪の型を定着させた画家」らしく、民衆の伝承や言い伝えなどを自身の想像力を含め12冊ほどの妖怪の絵を残したそうです。 それらの絵を全て集めたのがこの本なのでしょう。 本の構成としては、200以上の絵とその妖怪名、絵の中に書かれた文を抜き出しただけ。各妖怪における別途解説等は一切ありません。個人的にはその方がいいと思っています。ヘタに誰かの監修を入れて説明文を付けるののは、鳥山石燕が思い描いた妖怪と異なるかもしれません。 江戸時代の絵を純粋に楽しむのがいい。ぬらりひょん、泥田坊、雨降小僧、震々、目目連などは皆さん見たことある妖怪ではありませんか?